プログラミングは、ただコンピュータを操作するスキルを学ぶだけでなく、問題解決の力や、考える力を育てることができる学習方法です。
この記事では、小学生でも楽しみながら始められるプログラミングの方法や、役立つサイトやツールをご紹介します。
プログラミングを学ぶと何ができるの?
プログラミングを学ぶと、以下のようなことができるようになります。
- ゲームやアニメーションを作れる
自分でキャラクターを動かしたり、音を出したりすることで、自分だけの作品を作ることができます。 - 問題を解決する力がつく
プログラミングは、うまく動かないときに何が問題なのかを考えて直す「問題解決力」を養います。 - 将来のためのスキルが身につく
プログラミングの考え方を学んでおくと、将来役立つスキルになります。
小学校でもプログラミング学習が始まっていますし、必須のスキルになってきています。
プログラミング学習はメリットしかないので、早めに始めることをおススメします。
小学生におすすめのプログラミングツールとサイト
ここでは、初心者でも始めやすいプログラミングツールやリソースを紹介します。
どれも無料で使えるので、ぜひ試してみてください。
Scratch(スクラッチ)
Scratchは、ブロックを組み合わせてプログラムを作れる、子ども向けのプログラミングツールです。
難しいコードを書く必要がなく、直感的にキャラクターを動かしたり、音を出したりできます。ゲームやアニメーションなど、自分だけの作品を作るのにぴったりです。
- まずは簡単なチュートリアルを試してみましょう。Scratchのサイトには「Get Started(はじめに)」のセクションがあり、基本的な使い方を動画で説明してくれます。
- 自分でゲームを作りたいときは、「どうぶつを動かしてゴールにたどり着かせるゲーム」など、身近なテーマから始めると楽しいです。
Code.org
Code.orgは、Hour of Code(アワー・オブ・コード)という1時間でできる短いプログラミング体験ができるサイトです。
マインクラフトやスターウォーズなど、人気キャラクターを使ったプログラミング課題が豊富にあります。
特に初心者向けのコースが充実しており、ゲーム感覚で学ぶことができます。
- 「Hour of Code」のページで、好きなキャラクターやテーマのプロジェクトを選んでください。1時間ほどでクリアできるので、気軽に挑戦できます。
- マインクラフトのコースでは、自分のキャラクターを動かしながら課題をクリアしていきます。プログラミングの基礎的な考え方を学べるだけでなく、実際にコードを書いて動かす楽しさも体験できます。
こちらの記事でも解説していますので、ぜひ見てみてください。
MakeCode(メイクコード)
MakeCodeは、Microsoftが提供するプログラミング学習サイトで、特に「micro(マイクロビット)」という小さなコンピュータと連動させてプログラムを作ることができます。
LEDを光らせたり、簡単なロボットを動かしたりできるので、実物を使って学びたい子どもにおすすめです。
- はじめはシミュレーター機能を使って画面上でプログラムを試せるので、まずはこれで簡単なLEDの点灯やキャラクターの動きを試してみましょう。
- microを購入すれば、実際に自分で作ったプログラムを動かしてみることができるので、より深い体験ができます。
プログラミングの学び方:ステップごとの学習方法
プログラミングを学ぶときは、次のように少しずつステップアップしていくのがコツです。
- 簡単な操作から始めよう
まずは、ScratchやCode.orgでブロックを並べてキャラクターを動かすところから始めます。Scratchの「はじめに」を見ながら、キャラクターを動かしたり、音を鳴らしたりするのを試しましょう。 - 自分のアイディアで作品を作ろう
基本の操作に慣れてきたら、自分だけの作品に挑戦してみましょう。例えば、迷路ゲームやお話づくりなど、自分のアイディアを活かした作品を作ると、さらに楽しくなります。 - プログラムを考えながら修正してみよう
作ったプログラムが思い通りに動かないときは、どこに問題があるのか考えましょう。プログラミングでは、「どうすればこの問題が解決できるか」を考えて修正する力が身につきます。
プログラミングのメリット:考える力と問題解決の力がつく
プログラミングを学ぶことで、失敗してもどうすれば直せるか考えたり、工夫したりする力が身につきます。
たとえば、作ったゲームでキャラクターが動かないときに、なぜ動かないのかを考え、プログラムを修正することで、考える力や粘り強さが育ちます。
また、たくさんの失敗を重ねて成功したときの喜びは、他の勉強では得られない貴重な体験です。
なかなか思った通りに動かなくて投げ出したくなるときもありますが、
動いたときの嬉しさはやってみたら分かります!
おうちでプログラミングを続けるためのアドバイス
おうちでプログラミングを続けるときは、無理をせず少しずつ進めるのがポイントです。
学校や友だちと一緒にやるのも楽しいですが、時間を決めて毎日少しずつ進めることで、飽きずに続けられます。
また、上で紹介したScratchやCode.orgはオンラインで使えるので、パソコンやタブレットがあればすぐに取り組むことができます。
いきなりプログラミング学習となるとハードルが高いので、
最初はマイクラでプログラミングできるらしいよ!
というところから興味を持ってもらえたらいいですね。
まとめ
プログラミングは、小学生でも楽しみながら学べる学問で、身につく力は将来にも役立つ大切なものばかりです。
今回紹介したサイトやツールを使って、自分だけの作品を作ったり、キャラクターを動かしてみたり、楽しいプログラミングの世界にぜひ飛び込んでみてください。
プログラミングスクールをまとめました。
Pythonなどのプログラミングを学ぶことでマイクラで実現できることの幅が広がりますので、
参考にしていただければと思います。
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