[Minecraft] アワーオブコード(Scratchライクなプログラミング)

Minecraft

Minecraftが好きなお子さんも多いですよね。
ゲーム漬けになってしまうのは良くないですが、少し視点を変えて、Minecraftを通じてプログラミング学習してくれたら見方も変わるんじゃないかと思っています。
アワーオブコードでは、Minecraftをひとつの教材として、低学年からの小学生向けのプログラミング学習を提供してくれています。

アワーオブコードとは?

アワーオブコード(Hour of Code)は、「プログラミングって何?」という疑問を持っている全ての人に向けた、楽しく学べる1時間のプログラミング体験イベントです。
特に子供たちや初心者を対象にしており、誰でも簡単にプログラミングの基本を体験できるのが特徴です。
このイベントは、世界中の何百万という人々が参加しており、プログラミングの最初の一歩を踏み出すための機会を提供してくれています。

プログラミングとは、コンピューターに指示を出して動かすための「言葉」を使って、さまざまな操作をさせることです。
例えば、ゲームのキャラクターを動かしたり、ウェブサイトを作ったり、アプリを開発したりするのも、すべてプログラミングによって可能になっています。

アワーオブコードでは、基本的なプログラミングの概念を簡単なステップで学ぶことができます。
たとえば、「前に進む」「右に曲がる」といった指示をキャラクターに与えるだけで、キャラクターがその通りに動くことを体験します。
これがプログラミングの基本的な考え方です。

アワーオブコードの目的

アワーオブコードの主な目的は、プログラミング(コードを書くこと)を誰にでも身近なものにすることです。
プログラミングというと難しい技術に思えますが、アワーオブコードは「全員が楽しんで学べる」体験を提供していて、特に若い世代や初心者に向けて、プログラミングの基本を簡単に体験できるように設計されています。

どうやって参加するの?

アワーオブコードに参加するのはとても簡単です。インターネットさえあれば、誰でもどこからでも無料で参加できます。以下は参加方法の簡単なステップです。

  1. 公式サイトにアクセスHour of Code公式サイトにアクセスします。
  2. チュートリアルを選ぶ:さまざまなプログラミングチュートリアルが用意されています。興味があるテーマやゲーム(MinecraftやStar Warsなど)を選んでください。
  3. チュートリアルを進める:画面に表示されるガイドに従って、プログラムを書いたり、キャラクターを動かしたりして、楽しみながら学びます。
  4. 1時間体験:基本的に1時間で終了するため、気軽に取り組めます。1時間後にはプログラミングの基本的な概念を理解できるようになります。

アワーオブコードで学べること

アワーオブコードでは、以下のようなプログラミングの基本概念を学ぶことができます。

  • 順次処理:指示(コード)を正しい順序で実行すること。
  • 反復処理:同じ指示を何度も繰り返し実行すること。
  • 条件分岐:ある条件に基づいて異なる動きをさせること。
  • デバッグ:プログラムがうまく動かないときに、その原因を見つけて修正すること。

これらの概念を使って、ゲームやアニメーションを作ったり、キャラクターを動かしたりすることができます。

どんなチュートリアルがあるの?

アワーオブコードでは、様々な人気キャラクターやテーマを使ったチュートリアルが提供されています。例えば

  • Minecraft:ブロックでできた世界でプログラミングを使って冒険を進めます。
  • Star Wars:宇宙の冒険をプログラミングで体験。
  • Frozen:アナとエルサと一緒にプログラミングを学び、氷の道を作る。

これらのチュートリアルは、視覚的でわかりやすいインターフェースが特徴で、初心者でも直感的に操作できるようにデザインされています。

マインクラフト(Minecraft)のHour of Code

Minecraftにも様々なチュートリアルがありますので、「マインクラフト・ヴォヤージュ・アクアティック」を例に説明します。

まずはこちらのページにアクセスします。

Minecraft Hour of Code
Minecraft is back for the Hour of Code, and you’re the hero! Write code to journey through Minecraft biomes.

4種類ありますので、まずは一番左の「マインクラフト・ヴォヤージュ・アクアティック」のGet Startedをクリックします。

チュートリアルのYouTubeが再生されますので、見終わったら右上の「x」印をクリックします。

キャラクターを選択して開始

好きなキャラクタを選択します。

レベル1のチュートリアルが開始されます。最初に課題(何を実行すべきか)が表示されますので、内容を確認したらOKをクリックします。

ブロックを配置

必要なブロックをドラッグ&ドロップでワークスペースに移動します。
このあたりがScratchライクな画面表示になっています。

配置したブロックを元に戻したり、一部のブロックだけを削除したりもできます。
直感的な操作なので迷うことはないと思います。

プログラム実行

必要なブロックをすべて配置したら、右下の実行をクリックします。

選択したキャラクタが命令された通りに動きます。

課題を達成できるとこのような画面が表示され、「次へ」をクリックすることで、次のレベルに進むことができます。
間違っていた場合は何度でも繰り返し実行できます。

段々と難易度は上がっていき、レベル12までのレッスンとなっています。
プログラミングとして必要な、順序処理はもちろん、反復処理や条件分岐まで含まれていますので、Minecraftの世界を通じて、プログラミングの基本概念を学ぶことができます。

その他

小学生向けのプログラミングスクールでもMincraftを扱っているスクールはありそうですので、体験だけでも参加してみたら、新しい体験ができそうですね。

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