プログラミングの考え方は難しくない

プログラミング

ITにそれほど詳しくない方は「プログラミング」と聞くだけで高度な知識や能力が必要と思われるかもしれません。ですが、実はそんなこともないです。というお話です。

プログラミングの意味

「プログラミング」はコンピュータに対してプログラムを組むことを意味します。一般的に「プログラム」という用語の意味は、「ある物事の進行状態についての計画や予定および予定表」を指します。

例えば、運動会などでの進行表(プログラム)や料理のレシピというとイメージがつきやすいでしょうか。料理のレシピには、どの順番で何を行うかが書かれています。「まずは何をやって、次に何をやって、、」という内容と流れをまとめたものをプログラムと考えてみてください。

ITでいう「プログラム」も考え方はほぼ同じです。人間が考えたプログラムに従って、コンピュータはその通りに動くことになります。実際のプログラムの中身に関しても料理のレシピと似ていて、「ある処理をして、次に何をやって、、」をコンピュータが理解できる表現(プログラミング言語)で書いていきます。このことを「プログラミング」と呼びます。

「順次処理」「分岐処理」「反復処理」

プログラムを構成する要素として「順次処理」「分岐処理」「反復処理」があります。

「ある処理をして、次に何をやって。。」という処理はプログラムでは「順次処理」と呼んでいます。「順次処理」とあわせて重要な処理が「分岐処理」と「反復処理」になります。

人間は料理をするなかで「肉に焦げ目がついたら取り出す。」といったことを自然に考えることができます(自分にはできませんが)。一方、コンピュータには「肉に焦げ目がついたら」という条件では曖昧なので、例えば「表面の色が少し茶色くなったら」といったような具体的な判断材料を教えておく必要があります。このような条件によって処理を分けることを「分岐処理」と呼びます。

「反復処理」はその名の通り、ある処理を繰り返し実行することを意味します。

まとめ

「順次処理」とかと書くと難しそうに聞こえますが、プログラミングの考え方は日々の生活に根付いていますし、運動会のプログラムや料理のレシピに言い換えてみると分かりやすいと思います。

プログラムを表現するプログラミング言語の習得には、ある程度時間が掛かるかもしれません。ですが、プログラミングの考え方そのものは、ITに詳しくなくても、それほど難しい話ではないと思っています。

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