Minescript modを利用することで、デフォルトではできない便利な機能をいくつか紹介します。
Minescript準備
まずはMinescript modを使えるようにする必要がありますので、こちらの記事を確認してください。
できるだけ詳しく書いてますし、難しいところはないので大丈夫です!
ワールド間で建物をコピーする(copy&paste)
デフォルトのマイクラでは、ワールド間で建物などをコピーしたい場合、
ストラクチャーブロックを使用する必要があったり、ハードルが高い操作が必要になります。
Minescriptを使うことで、ワールド間でも建物をcopyしてpasteするという基本操作で実現することができます。
copyコマンドで建物をコピーする
こちらの建物をコピーしたいとしましょう。
まずはcopyコマンドでコピーしたい建物を選択します。
正確には2つの指定した座標(始点と終点)を囲む直方体の中のブロックをコピーします。
自分のプレイヤーの座標を使うと思うのですが、
x軸、y軸、z軸をそれぞれ考えて座標を指定しないといけないので、直感的には少し難しいですが、
F3を押してプレイヤーの位置と向きを考えて、終点を決めます。
この建物の場合、10x10x10の立方体に収まることが分かりましたので、以下のようにコマンドを入力します。
\copy ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 house
「~ ~ ~」は、プレイヤーの座標を示していて、
「~10 ~10 ~10」は、プレイヤーの座標(x, y, z)から、x+10, y+10, z+10 を終点とすることを意味しています。
「house」は必須ではないですが、copy時にラベルを指定することができますので、
例えば複数の建物をコピーする場合に、ラベルを指定することで別々の建物をコピーすることができます。
この後にpasteコマンドでラベル指定した時の動作を示します。
正しくコピーされると以下のようなメッセージが出力されます。
追加で別の建物もコピーしておきます。
コピーのやり方は同じで、始点と終点を指定します。
こちらの建物は、ラベルを「house2」としておきます。
コピー先のワールドに入りなおす
建物をコピーできましたので、次にコピー先のワールドに入り直します。
現在のワールドを保存してから、コピー先のワールドを開きます。
pasteコマンドで建物を複製する
pasteコマンドを使って、コピーした建物を複製します。
プレイヤーの座標を基準に複製する場合は以下のように入力します。
\paste ~ ~ ~ house
実行すると、「house」ラベルとしてコピーした建物が複製されます。
「house2」ラベルとしてコピーした建物を複製すると以下のようになります。
元の状態に戻す(undo)
もう一つの便利な機能としてundo(元の状態に戻す)機能も存在しています。
例えば間違ってpasteしてしまい、元の状態に戻したい時に使用します。
undoコマンドがないと、手でブロックを壊さないといけない場合も出てきますので、
とても重宝すると思います。
pasteした状態から、
undoコマンドを実行すると、複製前の状態に戻ります。
まとめ
Minescript modでの便利な機能を紹介しました。
特にundoは、ブロックを配置するプログラムで不具合が発生した場合などに、
それを実行前に戻してくれるため非常に便利です。
他にも便利な機能や使い方があれば紹介していきたいと思います。
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